臨機応変 2021 4 29 Showa Day

 大学の授業においては、新型コロナウイルスの流行により、
2020年度は、オンライン授業であり、
対面授業はなかったという大学が多々ありました。
 私は、2020年のコロナは、青少年には感染者が少ないので、
大学は対面授業を行うべきであると主張しました。
 さて、2021年度になると、
大学の授業は、対面授業が多くなりました。
 しかし、2021年度は、感染力の強い変異型の年であり、
さらに、青少年への感染も多く、学校クラスターも散見されます。
 2021年こそ、オンライン授業を検討すべきであるのに、
学校関係者の判断は、逆となっています。
 一度決めたら、判断を変えない。
「ぶれている」と言われたくない。
 そういう思いがあるのでしょうが、
私たちが戦う相手はウイルスです。
臨機応変に対応していくべきでしょう。
 ウイルスは変異していきますので、
臨機応変こそ必要であり、
「ぶれない」というのは、失敗の道です。
 私は、学生の頃、
「日本は、なぜ戦争に負けたのか」を勉強したことがあります。
 そこには、判断の硬直化、臨機応変の欠如がありました。
今の日本の大学も似ています。
 日本の大学は、研究においては優れていますが、
組織としての運営は、疑問符がつくかもしれません。
 優れた研究者は、必ずしも優れた経営者ではないかもしれません。
プロ野球においては、一流選手が必ずしも名監督になるとは限らない。

































































































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